車の点検を自分で出来るメンテナンス方法

初心者でも大丈夫!誰でも簡単に車のメンテナンスできる方法を紹介!自分で点検して整備出来るようになれば車の維持費を節約できて故障しても修理したりメンテナンス費用も抑える事が出来る!車検も自分で修理も自分で出来れば今よりもっとカーライフが楽しくなる

エンジン点火系の点検を驚くほど簡単にイグニッションコイルを診断する方法!

エンジンの調子が悪い!アイドリングが安定しない時の診断方法

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エンジンのアイドリングが安定しない!

だけどメーターの警告灯に異常なものは点灯していない!

そんな時はまずは点火系統から点検してみましょう!

 

今回の点火系統の点検はダイレクトイグニッションタイプの点火装置になります。

プラグコードを使用している車(年式が平成10年前ぐらいの車)

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こんな感じのコードタイプの車は

別な装置が付いていますので点検方法も異なります。

 

また今回の方法は一度も車のメンテナンスをした事がない方は

難しいと思いますので、スパークプラグの交換の動画を最後に案内

していますので、まずは確認してみてからチャレンジしてください。

 

点検方法はエンジンをかけて行う点検なので

エンジン回転部分に巻き込まれたり、エンジン本体が高温になりますので

やけどには十分に気を付けて点検してください。

 

今回の方法で改善しない場合は整備工場へ点検に出しましょう。

 

簡単エンジンン点火系統の点検方法

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まずはエンジンのイグニッションコイルから点検していきます。

エンジンをかけながらイグニッションコイルのカプラを抜いていきます

 

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これですね☝

これを抜いた時にエンジンが変化すれば正常です。

 

エンジンの変化とは

 

「エンジンが止まりそうになったり」

「エンジンが止まってしまったり」

 

エンジンに何か変化があれば抜いた所の点火は正常です。

 

これを一か所づつ全て確認していきます。

 

ここで全てのカプラを確認して正常な場合は

点火系統の不具合ではないので

 

エンジンのスロットルボディーの点検をしてみて下さい。

こちらの記事で紹介しています。

 

ではもしカプラを抜いてもエンジンに変化がない所があったら

そこは点火がしていない所です。

 

点火がしていない原因をさらに探る為に

一度エンジンを切り

次はイグニッションコイルを別のものと交換してみます。

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上画像の矢印のように、となりのコイルと交換して

またエンジンをかけて、先ほどのカプラを抜く点検をします。

 

これで不具合箇所が移動した場合イグニッションコイルの不具合が考えられます。

 

例えば

一番左のイグニッションコイルのカプラを抜き差し点検をしてもエンジンになんの

変化も無い場合。(点火していない可能性があるイグニッションコイル)

 

となりのイグニッションコイルと入れ替えして、再度カプラを抜き差し点検をしたら

今度はエンジンが止まりそうになったり、エンジンが止まってしまったり何かしら

変化が見られた。

 

こういった場合はイグニッションコイルの不具合が考えられます。

 

この作業ではイグニッションコイルの移動しかしていませんので症状が

イグニッションコイルに合わせて移動した場合ではイグニッションコイル不具合が

濃厚です。

 

もしこの方法でも良く分からない場合はちょっとした道具を使えば目視で確認出来るようになります。

 【スパークプラグテスター】

 これはイグニッションスパークテスターという専用道具なので、これを使えば先ほどの点検が目視でもしっかりと確認できます。

 

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こんな感じに点検したいイグニッションコイルに取り付けて、ワニ口クリップの方は

アースします。

このままエンジンをかけると

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こんな感じでスパークしているのが目視で確認できるので、イグニッションコイルの

診断がしやすくなります。

 

イグニッションコイルは1本づつ購入できますが交換する場合は

4本同時交換がいいでしょう。

 

1本だけ交換してもまた別のイグニッションコイルで不具合が起きる可能性が

高いです。

 

もし不具合が移動しない場合はスパークプラグを点検します。

 

スパークプラグがこのように

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赤丸の部分が丸まっているのは交換時期です。

 

通常のスパークプラグは3万㎞~5万㎞ぐらいで交換した方が

いいです。

 

この他のスパークプラグには「イリジウムプラグ」という

10万キロ使用出来る部品もあるので、自分の車のスパークプラグが

何を使用しているか分からない場合は「車の取扱説明書」の最後の方に

載っていますので確認してみましょう。

 

もしスパークプラグの判断が難しい時はスパークプラグの

先端が湿っているかを確認してください。

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不具合がある個所のスパークプラグを外して

こんな感じでプラグが湿っていれば燃料系は正常な証拠なので

不具合は点火の可能性があります。

 

燃料はちゃんと噴射されているけど、点火がされていない

状態だと確認できます。

 

スパークプラグを選ぶ際には「NGK」というメーカーを

オススメします。

 

「デンソー」は何かと過去に不具合が多いので・・・

 

エンジンの点検は十分に注意を! 

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スパークプラグの交換などをした事がある方でしたら

比較的簡単に点火系統の診断が出来ると思います。

 

ですが、今回初回した方法ではエンジンを始動させたまま点検を

行うのでエンジン回転部分には十分に注意が必要です!

 

まずは自分の車を確認して出来そうかどうかを見てください。

 

外し方がよく分からなかったりする場合は

そのまま無理に外してしまうのではなく

一度よく調べてみてから外すようにして下さい。

 

スパークプラグの交換は動画でも解説していますのでチャレンジする方は是非参考にして下さい。

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簡単スパークプラグ交換