車のメンテナンスで重要なブレーキ
車が止まる事が出来るのはこの部分が正常に作動している
から車は止まる事が出来ます。
もしブレーキを踏んでも車が止まらなかったら・・・
そんな事を考えてみただけでもぞっとしますよね
今回はこの重要な部分
ブレーキのディスクパッドを交換する方法を紹介します!
ブレーキパッドが減ってくると
ブレーキを踏んだ時にキーキー音が鳴くようになります。
この音が鳴るようになるとブレーキパッドを交換しなくてはいけません。
ブレーキなんて重要な所だし
素人には難しいのでは?
そんな事はありません。
しっかりと手順通りに作業していけば
とても簡単にできてしまうのです。
さらに今回は誰でも作業できるように工具も
最小限に抑えた方法で紹介して
さらに写真だけでは分かりづらい方は
動画でも解説してますので参考にしてください。
ブレーキパッドが交換出来ればかなり整備費用を節約できますし
一度覚えてしまえば自分の車だけではなく家族の車もしてあげる
事ができますので覚えれば大きなメリットを得る事ができます!
ブレーキパッドの交換
今回ブレーキパッドで使う工具は上の写真のメガネとマイナスドライバーのみです!
どうですか?
この2つの工具だけでブレーキパッドを交換できちゃうんです。
メガネは車の車種によって使うサイズが変わってきます。
今回は14のメガネを使用しました。
ブレーキパッドはネットなどで購入できます。
ネットではかなり安いのも出ていますが
あまり安すぎるのはオススメしません。
新品なのにブレーキがキーキー鳴くなどのトラブルにも
なってしまうので注意しましょう。
ブレーキキャリパー
タイヤを外すとこのようにブレーキキャリパーが見えます
ここの指をさしている所のボルトを緩めていきます。
先ほどの14のメガネを使ってボルトを回して緩めて外します。
キャリパーピストンを押し込む
ボルトを外してブレーキキャリパーを上に持ち上げる事ができますので
持ち上げるとこのような感じになってます。
赤丸で囲ってある所がキャリパーピストンと呼ばれている部分になります。
このピストンを矢印の方向に戻してあげないと
新品のブレーキパッドが入りませんので戻す作業をしていきます。
通常であれば、ここで特殊工具を使用するのですが今回は簡単にできる方法で
やっていきます!
一度あげたキャリパーをもとに戻した状態で上の写真のようにマイナスを差し込みます。
ここで差し込む所は先ほどのピストンを直接押すのではなくディスクパッドの方から押し込みます。
こうする事によりピストンのゴム部分に傷を付けないようにします。
これがピストンをの戻した状態になります。
前よりピストンが押し込まれていると思います。
次にブレーキディスクパッドを上のように外側に引っ張って外していきます。
ブレーキパッドは外側と内側に装着されていますので両方外して下さい。
外したディスクパッドの上側
銀色のプレートがありますのでここを引っ張って外します。
このプレートは新しいディスクパッドに同じように装着して下さい。
プレートはウェスなどで拭いて綺麗にして接触する所にはグリスを塗ってから装着してください。
塗り終わったら外す前と同じように装着していきます。
ディスクパッドを装着したらキャリパーを下に下げてボルトを締めれば完了です!!
お疲れ様です!!
どうですか?簡単でしょ?
ここで一つ注意!!
ブレーキパッド交換時ではブレーキオイルを確認する!
ブレーキオイルに注意してください。
ピストンを押し込むとブレーキオイルがこのタンクに戻されます。
片方だけでしたらそれほどの量ではないのでブレーキオイルが溢れてしまう事はないのですが両方やると溢れてしまう事がありますので要注意です。
溢れないようにピストンを戻す際には確認しながら作業して
溢れそうになったらスポイトなどで吸い上げるかウェスなどで染み込ませて
溢れないように調整します。
最終的にはMAXよりちょい上ぐらいで調整した方がいいです。
ピストンを押し込むとブレーキパッドとの隙間が大きくなり正常な位置まで戻るのに
多少ブレーキオイルが多い方がちょうどよくなります。
ブレーキパッドを交換した後は必ず何回かブレーキペダルを踏んで
固くなるまで踏んでから車を移動して下さい。
最初の1~3回はピストンがしっかりとディスクパッドを押していない状態になるので
そのまま車を動かしてしまうとブレーキが効かない状態になりますので
しっかりと何回か踏んでから車を移動させましょう。
慣れれば数分で終わる作業なので
とても簡単に出来てしまいます。
動画ではさらにわかりやすく説明していますので
よく確認されてからチャレンジしてください!