ブレーキのエア抜きが一人で出来る道具を自作する
車のブレーキオイルを交換したり、ブレーキ関係の整備をする時に必要になる
ブレーキのエア抜き工具
上の写真のようにエアーホースを取り付けて負圧を発生させて
ブレーキオイルを抜くという工具ですが
このような大がかりな工具は一般の方は持っていないる方も少なく
持っていてもコンプレッサーが必要になったりするので
個人で車をメンテナンスするには高い買い物になります。
そこで今回はこれと同じようにブレーキオイルのエア抜きができる
工具を自作で作ってみる方法を紹介します!
今までブレーキのエア抜きが面倒という理由でブレーキの整備は自分ではやらない
でいた方も多いのではないでしょうか?
ブレーキのエア抜きが一人で簡単に出来れば
ブレーキ整備もすすんで作業できて自分のメンテナンス出来る範囲も
広がります。
またブレーキ関係の整備は出来る自信がないという方は
まずはブレーキオイルの交換から初めて見るといいでしょう。
今回紹介する道具があれば簡単に出来ますので是非参考にしてください!
自分で作ってみよう!ブレーキエア抜き工具!
上の写真が今回作成するブレーキエア抜き工具です!
エア抜き工具というと何か特別な感じがしますが
揃える材料はとても少ないです。
- 汎用ポンプ
- シリコンホース
この2つです。
汎用ポンプは100均などで購入できます。
出来れば透明なボトルがいいでしょう。
何故ならブレーキオイルを抜いた量の確認が出来るので使いやすいですし
どれぐらい汚れているのかもわかっちゃったりもします。
シリコンホースはホームセンターなどで購入できます。
サイズは内径3ミリ外径5ミリぐらいで透明性があるものがいいです。
普通のビニール系のホースは使用しているうちに固くなってしまい
割れてしまうのでシリコンホースならそのような事はならないのでオススメです。
自作エア抜き工具の作り方はとても簡単!
仕組みは上の写真の矢印方向でブレーキオイルが流れます。
ポンプを動かすと上赤矢印部分からブレーキオイルを吸い上げて
下赤矢印にブレーキオイルが排出されます。
シリコンホースの取り付けはポンプの出口側と入口側に装着します。
ポンプの吸い込む側のホースは容器の外に出してフリーにしておきます。
排出側はポンプの中にホースを入れておきます。
シリコンホースをポンプに装着する際にサイズが合わない場合は
「プラスチックパテ」などを使用して(100均で売ってます)繋ぎ目を覆って
あげましょう。
ポンプの上に穴を2か所空けてそこからシリコンホースを入れて
いきます。
穴はドリルがあれば手っ取り早いですが、ない場合は
画鋲などで一度さして細いドライバーをねじ込んでから、シリコンホースより
ちょい大きめのドライバーをねじ込んでいけば穴を作れます。
大きすぎても特に問題ありません。
ただ何かの拍子にボトルが倒れると中に溜まっていたブレーキオイルが
穴から出てしまうので、その辺だけは注意が必要です。
工具は揃えているときりがない
車を整備するには道具は欠かせません。
しかし整備に関する特殊な道具は山ほどあります。
もちろんあれば便利ですが
めったに使用しない工具に数万円を使うのはとても勿体ない事かと
思います。
車の整備を専門でするなら別ですが
一般の方で自分の車や家族の車のメンテナンスぐらいであれば
あまり道具に費用をかける事はナンセンスです。
そもそも節約をしようと思って自分でやっているのに
道具でお金を使ってしまう・・・
なんて事にもなりかねないので何かで代用できるものは
すすんで使ってみた方がいいでしょう。
今回のエア抜き工具は動画でも解説してます。
簡単に作れますので是非活用してください。