エンジンオイル交換しないとダメ?なんで交換した方がいいの?
車のエンジンは定期的にメンテナンスしてあげないと
長持ちしてくれないのは一般的に知られていますよね。
ネットでエンジンオイルを調べると、オイルの性能や規格や添加剤や種類などなど
でかなり詳しく解説しているのが多いですが、一般の方がそこまでエンジンオイルに対して知識を付ける必要があるのか?・・・
ちょっと疑問に思います。
難しくて何を選べばいいのかも分からない事が多いのではないでしょうか?
今回は簡単にエンジンオイルの交換時期とオイルの種類は何を選んだ方がいいのかを
解説していきます。
エンジンオイル交換時期
車を乗っている方全員が同じエンジンオイルの種類と同じ交換時期ではいけません。
車の車種や使用頻度によってもエンジンオイルの種類と交換時期を変える必要が
あります。
エンジンオイルを交換する前に簡単にエンジンオイルの事を知っておいた方が
自分にあったエンジンオイルの種類と交換時期を知る事が出来ます。
例えばメーカーで推奨しているエンジンオイル交換時期は車のメーカーでばらつきがありますが
1万キロで推奨しているのが多いかと思います。
エンジンオイル交換が1万キロで問題ないのかといいますと
私の長年の経験からして1万キロは少し長いと思います。
以前に新車から3年目で35000キロ、エンジンオイルを一度も交換していない車がエンジンオイルオイルランプ点灯して点検した事がありました。
点検したところ、エンジンオイルはほとんど入ってない状態でして
エンジンのヘッドカバーをあけたら・・・
こんな感じでスラッジが大量に付着していました。
とても新車3年目の車とは言えない状態です。
エンジンオイル交換してエンジンオイルランプは消灯しましたが
一度このようにスラッジが大量に付着してしまったエンジンは
フラッシング剤などを使用すると逆にオイルラインが詰まってしまい
エンジンが焼き付いてしまいますので修理方法はエンジン交換か
オーバーホールしかありません。
どちらも金額がかかるので車のオーナーはこのまま、乗り続けるとの
事でお帰りになりました。
このまま走行出来てもいつエンジントラブルが起きてもおかしくない状態なので
エンジンの寿命は極端に短くなってしまいました。
交換時期が1万キロでもエンジン自体が壊れることはありませんが
年々エンジンは劣化していきます。
その為エンジンが古くなればスラッジなどが蓄積していくのは当然の事なので
エンジントラブルの可能性を少なくするには、1万キロではなく
5000キロ交換が好ましいと思います。
車が古くなるとエンジンオイルは燃焼する
車の性能は新車時が100%だとすると年々減少していきます。
先ほどの説明したとおりにエンジンも年々劣化していきます。
エンジンの劣化が進むとスラッジが多くなりエンジン内部のシール部分も傷んできたりしてエンジン内で循環されるはずが燃焼されてしまいます。
少しづつエンジンオイルが減っていくのです。
そのような状態でエンジンオイルを交換しないまま走行していると
先ほどのようにエンジンオイルランプが点灯してしまうほどにエンジンオイルが減ってしまうのです。
エンジンの劣化は全ての車で起きます。
なので、どんな車でも古くなればエンジンオイルが減少していく事は避けられません。
何もメンテナンスしなければ先ほどのように新車でも劣化の速度は急降下していきます。
車の劣化は止める事はできませんが、この劣化の速度を緩める事はできます。
車の劣化を緩める事はできる方法は
車のメンテナンスです。
しっかりと車のメンテナンスをしていけば10万キロでも20万キロでも
車のエンジンは長持ちしてくれます!
ではここまででエンジンオイルは定期的に交換しなくてはいけない事と
交換時期は5000キロがいいのは分かって頂けたかなと思います。
もしあまり車を乗らないで走行距離が5000キロに達していなくても6カ月ごとには交換した方がいいです。
エンジンオイルは酸化しますので、放っておくと錆が発生しやすくなってしまいます。
エンジンオイルの種類は何を選んだ方がいいの?
エンジンオイルには種類があります。
エンジンオイル種類のサイトを見てもいろいろ書いてあり
何がいいのか、どれを使った方がいいのか迷うと思います。
値段が高いものから安いものまでいろいろあるのですが
結論から言って
エンジンオイルは安くても問題ありません!
定期的にエンジンオイルを交換していれば
安いエンジンオイルでも大丈夫です!
むしろめちゃめちゃ高いエンジンオイルで
いつまでも交換しないで使用していた方がエンジン的には
ダメージが大きいです。
では安いエンジンオイルでも問題ないのですが
自分の車にあったエンジンオイルを使用しなくてはいけません。
まず注意しなくてはいけないのが
エンジンの種類です。
車のエンジンにはガソリンエンジンとディーゼルエンジンがあります。(古い車だと2サイクルも)
自分で乗っている車であればわかると思いますが
ガソリンとディーゼルではエンジンオイルの種類は違ってきます。
とくに最近のクリーンディーゼルエンジンでは特殊なエンジンオイルも出てきて
いますので自分のエンジンに適したエンジンオイルを選ばないといけません。
それともう一つオイルの粘土です。
粘土とはオイルの硬さです。
数字が大きいと粘土が高い(硬い)オイルになります。
最近では低燃費車というのが出てきました。
こういった車に粘土の高いオイルを入れてしまうと
エンジントラブルの原因にもなりますので注意が必要です。
目安としては
低燃費では0W-20
それ以外のガソリン車は5W-30
ディーゼル車は10W-30
クリーンディーゼル車は5W-30
こいったように自分の車にあうエンジンオイルを選ばないといけません。
もし分からない場合は車のメンテナンスノートに載っていますので
確認してください。
エンジンオイルメンテナンスまとめ
エンジンオイルについて詳しく調べる事はメンテナンスしていくうえで
大切ですが、一般的に車を使用するのであれば今回話した、
交換時期と種類
こらぐらいを知っていれば問題ありません。
私の車は特に高級オイルなどでメンテナンスはしていませんが定期的にエンジンオイルは交換しています。
20万キロを超えていますが未だに大きな故障はなくエンジンも快調です!
エンジンオイルを交換していればエンジン自体が故障する事はとても少ないです。
定期的に交換しなくてはいけない所は安く抑えて
他の違う部分にメンテナンス費用を回せるようにしていった方が
車と長く上手に付き合っていけると思います。
さらにエンジンオイル交換も自分で作業すれば
車のメンテナンス費用も節約できます!
エンジンオイルの交換はとても簡単にできますよ!
整備工場に依頼すると結構費用がかかります、
エンジンオイル交換だけでも1台あたり2000円~5000円はするんじゃないでしょうか
これを自分ですれば1台あたり1000円以下で抑える事ができますよ!
作業した事がない方でも一度交換方法を見れば簡単に出来ます。
オイル交換方法の動画はコチラの記事に載せてあります。