車の燃費が悪い時にする簡単対策方
車を長年乗っていると、「最近ガソリンが減るのが早い」と感じることはないですか?
ガソリンを給油する回数が前よりも増えたりするのは車のエンジンが劣化して起こる現象なのでどんな車でも新車時と比べればエンジン性能は落ちています。
何もメンテナンスをしなければ、そのまま劣化していく一方ですが、定期的にメンテナンスをしてあげれば新車時とほぼかわらずにエンジン性能を維持することができます。
今回紹介する方法は
簡単にできる燃費対策方です!
燃費が良くなれば、月々のガソリン代もいつもより抑えることができますし、さらに車のエンジン寿命も伸ばしてあげる事ができますので、まさに一石二鳥!
しかし「エンジンのメンテナンスなんて難しいのでは?」そう思う方もいるかもしれませんが
今回紹介する方法は
簡単にできる燃費対策です!
しっかりと目を通してもらえば難しくないのでチャレンジしてみてください!
エンジン性能を左右する3原則
以前の記事で紹介したエンジンの3要素とは!?
こちらで紹介しました。
エンジン始動時だけではなくエンジンが効率良く動く為にも必要な要素になります。
その要素とは
・いい空燃比
・いい圧縮
・いい点火
この3つになります。
つまりこの3つを良くしてあげればエンジンが効率良く動くことができて
結果的に燃費向上につながることができます。
ではこの3つに関係する簡単にメンテナンスできる3つを紹介します。
エンジンオイル交換
エンジンオイルは人間で例えると「血液」のような役割を果たしている、とても重要なものです。人間でも 血液がドロドロだと、さまざまな病気を引き起こします。
エンジンオイル交換を定期的に交換しないと、エンジントラブルに繋がり、余計にお金がかかってしまうこともあります。
エンジンオイルの役割は
冷却・潤滑・気密保持・清浄・防錆防食が主な役割になります。
意外に多くの役割をはたしているのがわかりますね
エンジンは 温度が上がると金属製の部品が熱で膨張し、摩擦が激しくなりエンジンに負担がかかります。
その負担を軽減するのがエンジンオイルになり、熱を抑制、吸収、発散するとともに、(冷却効果)各部品の動きをなめらかにしてくれます。
エンジンの金属をエンジンオイルで包み込む事でサビからエンジンを守り(防腐防食)ンジンオイルを交換する事によりエンジン内部の各部品が動きやすくなり(潤滑効果)ピストンとシリンダーにしっかりと膜を形成していい圧縮を手助けする事ができ(気密保持)エンジンの燃焼によってできたススなどを洗い流してくれるて(洗浄効果)エンジンを守っているのです。
交換時期は5000キロごとの交換がおすすめです!
エンジンオイル交換をすることによって得られる効果は大きいですし長く乗っていく
為には必要な所ですね。
エンジンオイルを交換すれば
いい圧縮の手助けができますので、燃費向上にも繋がります!
エンジンオイルの交換方法は別な記事で紹介しています
簡単にできちゃいますので是非!
エアーフィルター
エアーフィルターはエンジンの空気を吸い込む所になり、ここが目詰まりや
空気の流れが悪くなると、いい空気をエンジンに送ることが出来なくなり
燃費にも悪影響を及ぼします。
エアーフィルターは呼び方が多く
エアーエレメント・エアークリーナーなどとも呼ばれることもありますが同じ部品です。
エアーフィルターには湿式と乾式があります。
上の写真のような白い物は乾式で
下の写真は湿式になります。
湿式と乾式ではメンテナンス方法が違ってきて
湿式は清掃不要で
乾式は清掃が必要になります。
交換目安は5年前後ですが使用環境によって早目に交換した方がいい
場合もありますので一度確認した方が良いでしょう!
エアーフィルターの確認は簡単にできます!
エアーフィルターにはこのようにクリップで止まっているだけですので
ここを下に下げてあげれば蓋をあける事ができます。
そうするとエアーフィルターがみえますので
エアーフィルターを取り出して確認します。
今回のは乾式タイプですので清掃も可能ですが
汚れも結構あったので交換する事にしました。
部品は1000円~2000円で購入できますよ!
新品を装着してクリップを止めてあげれば完了です!
めちゃ簡単にできます!
人間と一緒で汚い空気よりいい空気を吸っていた方が
エンジンも長持ちできますし、いい空気の方が良く燃焼してくれますので
燃費向上にも繋がりますよ!
スパークプラグ
いい点火をするには欠かせない部品がスパークプラグです。
スパークプラグの交換時期は
通常のであれば3万キロ前後
イリジウムプラグなどは10万キロごとに交換になります。
スパークプラグはエンジンに対して1つではなく
エンジンによってはスパークプラグの使用している本数が違います。
目安としては
軽自動車・・・3本(一時期のライフは6本)4本(スバル車)
普通車(2000cc以下)・・・4本
普通車(2000cc以上)・・・6本・8本
通常のプラグであれば1本600円前後
イリジウムであれば1本1500円前後になります。
交換方法も簡単ですがスパークプラグを外すには専用の工具が
便利です。
マグネットが付いているので取り外しをする際に落としたりする
事がなくなりますので交換する時は用意した方がいいでしょう。
エンジンの赤丸部分のイグニッションコイルを外します。
外したらここの穴の奥にスパークプラグがあるので
専用工具で外していきます。
外したらプラグを工具に装着して
プラグホールに入れて手で回していきます。
最初は手で必ず締めてください、手で締めきれなくなったら
ラチェットなどで締めていきます。
締め過ぎに注意です!
手で絞めてきつくなったら上の角度ぐらいで
締め付けてあげましょう。力一杯締め付けてはダメですよ!
あとはイグニッションコイルを元に戻してあげれば
完了です!
3つの事で燃費が向上される
今回紹介した3つのメンテンスだけでも
十分に燃費対策に繋がります。
車は定期的にメンテナンスをしなければ性能を生かす事は
できませんし最悪故障にも繋がります。
エンジンオイルを新車から何年間も交換しないで乗っていれば
確実にエンジンは壊れます。
エンジンオイルの交換は自分で行えば1000円前後
専門の業者に任せても4000円前後で済みます。
しかしエンジン自体が壊れたら30万前後の修理費がかかります。
車の性能を生かすのも車の寿命を伸ばすのも、車のオーナー次第です。
しかしあれもこれも専門の業者に任せていると
メンテナンス費用がかさんでしまうので
せめて自分で出来る所は自分でメンテナンスをした方が
費用も節約できますしメンテナンス技術も向上します。
今の車は壊れにくくなっていますので、それほど大したメンテナンスを
しなくても長持ちしてくれます。
愛車と長く安心して乗っていくには自分でメンテナンスできる所を増やしていくのも
賢く車と長く付き合っていける方法でもあります。
このサイトでは車のメンテナンスを簡単に出来るように紹介して
いますので、まずは自分で出来そうなものからやってみるのが一番ですね!
今回はすっごく簡単に誰でもできるエアーフィルター交換の動画を載せています
何もかも整備工場に任せてたら損しちゃいますよ!このぐらいは自分で出来るので
チャレンジしてみて下さい。
それから今回紹介したスパークプラグの交換の動画もこちらで解説しています。