車のファンベルト点検を自分でする方法
車の点検は難しくて自分には出来ない!
そう思っていませんか?
車の点検を全部整備工場に任せていると車の維持費はかかる
ばかりです。
確かに車の整備をするには、ある程度の工具は必要ですが
ブレーキパッドやエンジンオイルなど基本的な消耗品ぐらいの交換で
あればメガネとドライバーがあれば交換出来るんですよ。
これぐらいの工具は持っていてもいいですし、自分で作業したら
工具分はすぐに取り戻せます。
他にの簡単に出来る方法をこのサイトでは載せていますので参考にしてください。
では今回は簡単に出来る点検でファンベルトの点検方法を紹介していきます。
自分でファンベルトを点検するポイント
ファンベルトはエンジンルームを開けるとすぐに確認できます。
点検するときは安全の為、必ずエンジンを切りましょう。
赤丸部分のベルトがファンベルトになります。
まずはここのファンベルトの状態を見ましょう。
隙間からのぞいて赤丸部分に亀裂がないかを確認しあます。
上の画像はファンベルトの状態は良好でしたので亀裂はなかったのですが
亀裂が入るとこのようになります。
劣化するとこのようにファンベルト赤丸部分に亀裂が入ります。
ファンベルトがこの状態であれば交換時期になります。
今度はファンベルトの「張」を点検します。
上画像のようにファンベルトを指で押して張り具合を確認します。
この張り具合は少し感覚が必要なので、出来れば新しい車の正常な時の
ファンベルトの張り具合を確認してもらいたいです。
ひとつの目安として軽く押した時にファンベルトが2㎝以上たわむようでしたら
ファンベルトの調整が必要かもしくは調整できないタイプは交換が必要になります。
その他の見分け方としては、ファンベルトが劣化してくると異音が発生する事が
あります。
朝一番のエンジンをかけたときに「キュルキュル」と音がして、しばらくすると
音が鳴き止む場合はファンベルトの劣化が考えられます。
この時の確認するのは本当にファンベルトからの音なのかどうかを確認します。
ホームセンターなどでこのようなベルト鳴き止めスプレーというのが売っていますので
これを使って点検します。最悪なくても水などで音の変化は聞き取れます。
ファンベルトに先ほどのスプレーを吹き付けてからエンジンを回して
音が鳴き止んだり減少するかを確認します。
この方法で音が鳴き止んだりする場合はファンベルトの劣化か緩みが考えられます。
以上がファンベルトの点検方法です。
この点検が出来れば、ファンベルトが劣化して切れる前に対処できます。
ファンベルトが切れてしまうと、発電機(オルタネータ)や冷却水関係がストップして
しまうので、バッテリー上がりやオーバーヒートなどを起こしてしまい、大損害に発展してしまいます。
今回の点検を活用してもらえれば、こういったことになる前に防ぐ事が出来ますので
是非自分の車で試してみてください。