車の点検を自分で出来るメンテナンス方法

初心者でも大丈夫!誰でも簡単に車のメンテナンスできる方法を紹介!自分で点検して整備出来るようになれば車の維持費を節約できて故障しても修理したりメンテナンス費用も抑える事が出来る!車検も自分で修理も自分で出来れば今よりもっとカーライフが楽しくなる

自分で点検して車検を通す事は可能か?

 

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車の点検は自分でする事は簡単に出来ますが、どのくらいの点検をすれば

車検でも通用するのか?

今回はこの辺を少し解説していこうと思います。

 

というのも、このサイトで紹介している「簡単メンテナンス」の動画を見てくれた

方からの問い合わせで、「今度自分でユーザー車検を通したい」という方がいらっしゃてくれて動画を参考にしてくれていたのですが、「車検の為の点検」「車を維持していく為の点検」は違うので、車検を簡単に通せるようになる点検を解説した方が参考になるのではと思ったからです。

 

もしもこれから「ユーザ車検」を検討されている方は是非参考にしてください。

 

車検を通す為の点検内容

車検を通す為には、いろいろと点検する項目が一杯あるから難しそうと

思っていませんか?

 

実はこれは間違いで、はっきりいって車検を通す点検よりも、定期的に行う点検の方が車の寿命にもかかわってくるので重要ですし、定期的な点検の方が難しくなると思います。

 

これはあくまでも「ユーザー車検」を行う方の場合です。

 

車検はその時の車の状態しか検査しませんので、例えブレーキディスクパッドの残量が残り1㎜でも、ブレーキが効けば問題なく車検には合格できます。

 

つまり「車検合格」=「2年間壊れない」では全くありません。

 

では実際にどのような点検が必要になるのかというと

車がノーマル車で何も外したりしていない状態であれば

・灯火周り

・下回り

・タイヤ溝

この3つの点検だけで車検は通す事が可能です!

 

もちろん車の状態にもよりますが、主にこの3つを点検して異常がなければ

車検を通す事は十分に可能です。

 

嘘だと思いますか?

 

では実際の車検場での点検の流れを簡単にみてみましょう。

各運輸支局での検査の流れ

まず初めに、車両の「灯火周り」「タイヤ」「室内」をチェックされます。

灯火周りと室内とタイヤの検査

ヘッドライト、スモール、ウィンカー、バックランプ、ブレーキランプなどなど

その車が装備している灯火類全部が正常に点灯すれば問題なくクリアできます。

 

灯火周りと一緒に検査官が車の周りをぐるっと一周するので、その時にタイヤの溝も確認されます。

 

最後に室内の「発煙筒」「メータランプ」「ヘッドレスト」などを確認されて

問題がなければ次の検査になります。

 

いろいろ見られている所はありますが、基本的にはノーマル状態で灯火周りが点灯していれば問題なく通過できます。

サイドスリップ検査

次に行うのは「サイドスリップ」といわれるタイヤの横滑り量の検査になります。

車がきちんと直進できる状態かどうかの検査で、専用の測定器の上を通過するだけで

検査が出来ます。

 

NGになりやすい車は、

・以前に車の前部分を衝突事故したことがある

・タイヤが片側だけ極端に減る

・足回りを改造している

 

こういった車は検査に落ちやすくなります。

ノーマルの車でタイヤにも異常がなければ、すんなりと通過できます。

スピード検査

車のメータが正確かどうかを確認する検査になります。

専用の検査機器に車を乗せて40㎞/hまでスピードを出して合図をする検査になり

ます。

 

NGになりやすいのは

・タイヤサイズを変更している

・かなり年式が古い

 

こういった車は落ちやすくなります。

年式も旧車と言われるくらいのものでなければ、問題なく通過できる検査です。

ブレーキ検査

ブレーキの制動力を確認する検査になります。

前後左右のブレーキが基準どおりかを専用の検査機器で測定します。

 

NGになりやすいのは

・何年間も乗っていない車

・海沿いで保管されていたり、雪が多い地域のどでの錆が発生しやすくなる地域

 

こいった車は落ちやすくなります。

普段から使用している車や、錆びの心配がなければ問題なく通過できる検査です。

ヘッドライト検査

ヘッドライトの光軸と光度を計測する検査になります。

専用の検査機器でヘッドライトの「下向き」を計測します。(年式が古いのは上向き)

 

NGになりやすいのは

・ヘッドライトの球を社外品に交換している

・ヘッドライトのレンズが極端に曇っている

・調整を前もってしていない

 

こういった車は検査に落ちやすいのですが

この検査はだけはあらかじめ調整をしないと検査に落ちやすくなります。

 

調整を行ってくれるのは「予備検査」といわれる所が各運輸支局の周辺にはありますので、そこで3,000円前後をお支払いして調整をしてもらいます。

 

むしろこの「予備検査」をしていれば大抵の車は下回りを抜いた全ての検査項目で合格できます。

 

下回りだけは自分で確認が必要です。

排気ガス検査

車の排気ガスを測定する検査になり

専用の検査機器で基準値に入っているかどうかを検査します。

 

NGになりやすいのは

・排気ガスが白くてモクモクと出る

・エンジンが止まりそうで不調

 

こういった車は検査に落ちやすくなります。

この検査にひっかかる場合ではエンジン関係に異常がきたしている事が多いので修理が必要です。

そもそも検査する前にエンジンが不調だと気づくと思います。

下回り検査

車両の下回りを確認する検査になります。

下回りの各ブーツ類やオイルもれなどがないかを検査します。

 

NGになりやすいのは

・年式が10年以上経過している車

・いつも停めている駐車場に何かの漏れた跡がある

 

こういった車は検査に落ちやすくなります。

年式が新しい車ではほとんど落ちる心配はないでしょう。

 

 

以上が簡単な検査コースの流れです。

 

順番は

・灯火周り、タイヤ、室内

   ↓

・サイドスリップ

   ↓

・スピード

   ↓

・ブレーキ

   ↓

・ヘッドライト

   ↓

・排気ガス

   ↓

・下回り

   ↓

  完了

 

この流れで検査を行います。

 

この中で自分で点検しないといけないのは、

最初にもいった通りに、

「灯火周り」「タイヤ」「下回り」

これだけです!

 

あとは、途中で説明した「予備検査」を行っていれば大抵の車は検査に合格できます。

万が一検査に落ちても、一度予備検査を通していると無料で手直ししてくれます!

(部品が必要な場合は別)

 

どうでしょうか

車検を通す為にはそれほど必要な点検はない事が分かっていただけたでしょうか。

 

これはユーザー車検をすすめている訳ではありませんが、車検とはあくまでも「検査」に過ぎない事を伝えたかったので、あえて点検部分を簡単に説明させてもらいました。

 

車検が完了したら、もちろんこのままの状態で2年間乗っていくのはダメです!

 

必ず定期的にメンテナンスが必要です。

 

メンテナンスといっても、このサイトに載せているブレーキ部分とエンジンオイルぐらいを行っていれば問題なく乗っていけます。

 

 

その他で自分で出来ない部分は無理に行う必要はなく整備工場に依頼すればいいでけなので特に普通の管理方法と変わりありません。

 

ただ自分で点検出来る所が増える

 

これだけです。

 

しかしこれだけでも大きな節約効果が期待できますし、なによりも無駄な整備を一切しないで自分が必要と感じた部分だけをしていく事になるので究極の管理方法ではないかと思います。

 

もし自分で点検して車検を通したいと思っている方は、

今回は実際のユーザー車検の検査コースの動画を私が撮ってきました。

 

灯火周りの検査が終った後の検査コース内からになってますので良かったら

参考にしてください。

 

軽自動車では検査の順番が少し違いますが、行う検査は同じです。 

 

今回の車は、新車から2回目の車なので実は私はほとんど点検しないで運輸支局に持ち込みしました💦

 

もちろん車検後はきちんとブレーキ部分のメンテナンスはしましたよ💦

 

ですが車検前はほとんど何も触らず、予備検査を通してそのまま検査コースを通してきて問題なくクリアです!

 

そのくらいユーザー車検は簡単なので是非興味がある方は参考にしてください。

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自分で簡単に出来るユーザー車検