車のバッテリー点検方法と交換時期はいつ?
車を安心して乗るには日々のメンテナンスは大切ですよね!
日頃から定期的にメンテナンスしていれば故障も未然に防ぐ事が可能になります。
さらに効率的にメンテナンスするには点検するポイントも重要です。
簡単に点検する所はエンジンルームやタイヤなどは何も外さないで簡単に点検できます。
せっかく点検するのだから路上で止まったり出先でのトラブルは避けたいですよね。
今回はさらに効率良く車のトラブルを防ぐ為に、車のトラブルで最も多い部分は何処なのか?
これを調べてみました。
車のトラブルでもっとも多い部分は何処だかわかりますか?
車のトラブルで最も多いのは
「バッテリー」なのです!!
車のレッカーを専門でしているJAFでも最も出動が多いのがバッテリーなのです!
車のトラブルで一番多いのはバッテリー
では一番多いトラブルを解消できれば
バッテリーを正しく点検できれば
より車でのトラブルする確率を下げる事ができますよね!
今回はバッテリーの点検方法と、さらにギリギリまで使い倒す事が
出来る方法も紹介していきます。
バッテリーの種類
車のバッテリーにはいくつか種類があります
車によって装着するバッテリーも異なりますし
バッテリーの種類によってメンテナンス方法も違うので
バッテリーの種類とメンテナス方法を紹介します。
バッテリーは大きくわけて5つあります。
- 開栓型
- メンテナンスフリー
- ドライ
- アイドリングストップ専用
- ハイブリッド車用補機バッテリー
この5つが主に使われています。
ここの中でメンテナンスが必要なのは
一番上の「開栓型」になります。
他のバッテリーはメンテナンス不要です。
最近では開栓型は装着されている車が少なくなり
メンテナンスフリーが多くなっています。
見分け方は
開栓型
メンテナンスフリー
開栓型はバッテリー上部に栓があります。
バッテリー液が少なくなった場合はここから補水します。
一方メンテナンスフリーはバッテリー上部に栓はありません。
補水する必要はありません。名前の通りメンテナンスしなくていいのです。
次に「ドライバッテリー」は
メンテナンスフリーよりも高性能なバッテリーです。
同じサイズでも1ランク上の容量と同じ性能を持っています。
ドライバッテリーはバッテリー液が入っていないわけではないですが液自体は繊維に染み込ませているタイプで、とても少ないから液漏れもしないし、横に置いたりしても問題なく使用でき希硫酸が発生しないのでボディーの腐食も防ぐ事ができます。
その他のアイドリングストップ専用とハイブリッド車用補機バッテリーは名前の通りの車に使用されています。
アイドリングストップ車とハイブリット車は他のバッテリーは使用出来ませんので要注意です!
ちなみにアイドリングストップ車の超簡単な自分で出来るバッテリー点検方法を
別の記事で載せていますので、アイドリングストップ車を乗っている方は是非♪
バッテリーを選ぶならどれがいいの?
アイドリングストップ車とハイブリッド車は専用のバッテリーでしか使用できないのでバッテリーの種類は選べませんが
その他の車ではバッテリーの種類を選ぶことができます。
おすすめなのが、価格のバランスと普段のメンテナンスが必要ない
「メンテナンスフリー」がいいと思います。
まず開栓型はもう古すぎます。
価格は安く購入できますがいちいち補水しなくてはいけないしバッテリー自体の性能も良くないです。
次にドライバッテリーは性能と寿命に関しては1番ですが、高額です!
メンテナンスフリーの3倍以上の価格になります。
バッテリーのメーカー保証はメンテナンスフリーもドライバッテリーも同じく
2年保証なのでいくら長寿命といっても保証期間は同じなので過剰に期待するのは
トラブルの元になりますので定期的に交換した方がいいでしょう。
定期的に交換していく上ではやはりメンテナンスフリーがコスト的に抑える事が
出来るので、お財布にやさしいです。
バッテリーの点検方法と交換時期はいつ?さらにギリギリまで使う方法とは!?
バッテリーのメンテナンスが必要なのは開栓型だけです
バッテリーの側面にMAXとLOWと記入されているのでそこの間にバッテリー液が入っていればOKです!
もし少ない場合はホームセンターなどに精製水(水)が売っていますので足りない分を補水してあげましょう。
その他のバッテリーはメンテナンス不要なので何もする必要はないのですが
気になる場合はガソリンスタンドなどでバッテリーチェックをしてもらえます。
バッテリーを自分で点検する方法としては、
バッテリーチェッカーなどを使用して計測する方法があります。
例えば
この商品は、車のシガーソケットに差し込むだけで測定できるので
とても簡単なバッテリーチェッカーです。
簡単便利な商品ですが、デメリットもあり
測定しているポイントがバッテリー本体から離れているので
どうしても電圧降下や、その他の電源などの影響を受けやすい環境になるので
正確な計測とは言えないものになり、あくまでも目安ぐらいの代物です。
正確な電圧を計測したいなら
こういった、バッテリー本体に直接つないで計測できるタイプが好ましいです。
しかしこういった商品は値段も高価なものになってくるので、一般の方が所有
するのは、利用頻度と比較しても割に合わない商品だと思います。
1台の車を新車から、10年間乗り続けたとしてもバッテリーの交換は
恐らく3~4回程度で済んでしまうので、その為に1万円前後の商品を購入するには
勿体ないと思いませんか?
車を複数所有しているのなら、まだいいかもしれませんが
1台2台ぐらいでは、商品にかかった費用と比べても得られる効果は低いです。
なんといっても、測定するだけの機械なので根本的なバッテリーを
どうにかしてくれるものではありません。
さらに厄介な事に現在のバッテリーでは、いくらこのようなバッテリーチェッカーを
使用して測定結果で問題なしと判断されても
数日後にはバッテリー上がりを引き起こす可能性があるのです!
例えば
バッテリーのテスターで正常と出ても次の日にはエンジンがかからない状態になる時もあるのです。
こういった減少を「バッテリーの突然死」と呼ばれています。
この現象は私も何台か遭遇していますので実際に起きる事だと認識した方が
いいでしょう。
テスターで正常だからといって安心しない方がいいので
バッテリーの交換時期の目安は使用年数で決めてしまった方が安心です。
大体2~3年で交換がベストです。
ちょっと早すぎると思いますか?
確かに実際に毎日使用して特に問題もなく元気な良さそうなバッテリーを
なかなか交換する気にはなりませんよね?
バッテリーの交換はギリギリまで使ってから交換したい!
もっと言うなら、バッテリー上がりを起こしてから、「あっ!寿命だな!」と
ハッキリと分かるタイミングまで使用したい!
実は私もこの考えのタイプでして・・・💦
ギリギリまで使いたい派です(;´∀`)
そこで私が、常に準備している物を紹介します。
ギリギリまで使用しても、いざという時に備えていれば全く問題ありません。
ブースターケーブルを備える
あまり安いのを選んでしまうと大きい車には使用出来ないのでこれがあればもう一台の車を借りてバッテリー電源を供給できます。
5000円以上(線が太いの)のを購入しましょう。
ブースターケーブルはもう一台の車が絶対条件になるので、状況によっては
そのもう一台が無い場合も考えられます。
そんな時にはコチラ
ジャンプスターター
ひと昔前は大きくて重くて持ち運びが大変だった代物でしたが今はめちゃめちゃこれは超便利です!
コンパクト!!
さらに20台ぐらいの車を連続で使用できるので高性能です!
こちらもあまり安いのは危険です。
10000円前後の物を選んだ方がいいです。
私はこの2つは車に備えているので、急なバッテリー上がりでも怖くないですし
ギリギリまでバッテリーを使い倒しています。
これがある事で、今のバッテリーは5年以上も使用しています(-_-;)
通常2~3年交換を5年以上使える事になるのなら、バッテリー1個分の交換期間が
浮いた事にもなりますし、バッテリーチェッカーを購入するよりも、
いざという時にも自力で解決できて、バッテリー上がりも怖がる必要もないので、
備えておいた方が費用効果は大きいです。
もしどうしても、費用をかけたく無い!!
そんな場合は、
任意保険の連絡先
こちらはもっとも金額がかからない方法です。
任意保険はほとんどの方が加入していると思います。
事故などをした時にはここに連絡して車両のレッカーなどを依頼すると思いますが、事故をしていない時でも大丈夫なのです!
ほとんどの保険で対応可能です。
バッテリー上りや車のトラブルが起きたときは加入している保険屋に電話すれば無料でレッカーサービスしてくれます!
これ以外に知らない方多いです。
車両保険に加入していなくても大丈夫です!
任意保険に加入しれいれば対応してくれます!
しかしレスキュー待ち時間はかかります(-_-;)
私は待っている時間が勿体ないので、先ほどの2つを備えていますが
どちらを選ぶかは自由だと思います。
バッテリーは定期的に交換を
バッテリー上りに対しての対策はいろいろあり、紹介した商品でどうにか切り抜ける事は可能ですが、
やはり出先などで車が動かない思いをするのは嫌だと思います。
バッテリーは消耗品ですので定期的な交換が必要です。
「もう少し使えるだろう~」
なんて思っていると急いでいる時に限って
「エンジンがかからない!!」
なんて事になり予定がくるったり、遅刻したりする事は十分に考えられます。
重要なイベントや重要な会議などに遅れる事になったら
自分にとってバッテリー交換以上のマイナスになってしまいます。
高いバッテリーではなくてもいいので定期的に交換した方がバッテリー上りの心配もなくなりますし、毎日安心して楽しいドライブが出来るようになりますよ♪
車の事をもっと知れば自分で簡単にメンテナンスできることは沢山あります。
プロの整備士じゃないとできない所は
もちろん任せてもいいですが
自分で出来る所は自分でした方がメンテナンス費用も節約できます。
最近の車は壊れにくくなっています。
こういった消耗品だけでもしっかり定期的に交換していれば車も長持ちしてくれますので是非普段のメンテナンスに活用して楽しくドライブ出来るようにしていきましょう!