車のメンテナンスは自分で行う方もいると思いますが車検の点検となると、
多くの方は整備工場で行ってもらうのが一般的ですよね。
しかし車検の点検は一体どこを点検しているのか知っている方は少ないのではないかと思います。
整備工場に出して整備士のプロに任せるのだから、きっと難しいだろうし自分で行うのは無理だろう・・・
そう思う方がほとんどかなと思います。
でも実際はそんなに大がかりな作業ではありません。
何故なら車の車検で実際に分解するは「ブレーキ」のみだからです!
では自分でブレーキの点検が出来るなら・・・
そうです!自分でも車検と同じ点検は出来てしまうのですよ!
ではそれが本当なのかどうか詳しく見ていきましょう!
車検で行う24か月点検内容
上の画像が整備工場で行う24か月点検の内容です。
こうやってみるとめちゃめちゃ点検項目があるので
「やっぱり自分で点検なんて出来ない!」そう思うかもしれませんね。
しかし良く点検項目の内容を見て下さい。
まず【エンジンルームの点検】では
・パワーステアリングについての点検です。
この装置付いている車は今ほとんどありません。
・スパークプラグの点検
今のほとんどがイリジウムプラグなので10万km交換なので
点検不要です。
その他のバッテリーやエアークリーナーも自分で出来るぐらいの
内容です。
少し難しそうなのが
・ばい煙、悪臭のあるガス、~~~~・・・の項目はなんか難しそうですよね
ですがここの点検内容でも何か外すことはなく目視点検や取り付けのガタがないか
ぐらいの確認です。
その他も
【室内点検】【下回り点検】【外回り】【日常点検】
これらは目視かガタつきがないかの確認で何か外して分解する整備ではないのです。
もし自分の車で以前に車検を実施されている方はこの上の画像と同じような分解整備記録簿が車検証と一緒に保管されているはずなので確認してみて下さい。
そのほとんどが『レ点』チェックになっていると思います。
レ点は点検良好という意味なので何か整備士が作業した所ではありません。
そのほとんどが目視確認などをして点検良好と判断しています。
車検で分解整備するのはブレーキ
車検の点検整備で分解整備する所はブレーキになります。
ここで初めて整備士が何かを外す作業をする訳です。
で、何をやるかと言うと、このサイトでも紹介している通りの内容になります。
つまり車検の点検では一般の方が思っているような大がかりな作業ではないという事になります。
もちろん車に何か異常があって部品を交換しないといけない時はまた別です。
今の車はメンテナンスフリーの部分が多くなってきているので、昔の車と違います。
昔の車では【点火時期】の点検でポイントを磨いて調整したりなどもしていたのですが
いまは【点火時期】の調整なんてそもそも出来ないし見る必要もない・・・
スパークプラグも点検不要!パワーステアリングもない!
新しいプリウスならファンベルトすらない!!
そもそもこの分解整備記録簿自体の点検項目が古すぎると思います。
今の車は性能も耐久性も格段に向上しています。何かの異常があればメーターに警告灯が表示されてドライバーに教えてくれます。
各点検項目の「確認するポイント!」を知ってブレーキのメンテナンスが出来る方であれば後は目視確認をしていくだけなのでポイントさえ分かれば自分でも出来ます!
自分で出来る所は自分で行い
自分で出来ない所はプロに任せればいいだけなので、
このように自分で出来る範囲を増やしていくだけで
車の維持費はかなり節約できますよ!
せっかくここまでお話しさせてもらったのでこれから引き続き車検の点検する
ポイントをまた別の記事で紹介していきたいと思いますので、是非参考にして下さい。